2017年11月18日

アフリカゾウを密猟から守りたい!!

アフリカゾウと人々が共存できる社会を実現するために・・。

サンブル国立保護区にて
マサイマラ国立保護区にて

もう既に、ご承知の方もあるかと思いますが、アフリカでは、各地で“アフリカゾウ”が象牙目的の密猟により、急速に個体数を減らしています。
テロ組織が活動資金を得るために、多くのアフリカゾウが殺されています。また、人口増加により、森林や草地が農地へと変わり、各地でゾウによる農作物被害が増え、農民にもゾウが殺されています。

近年、そうした密猟の現状が、世界中で知られるようになり、象牙の大量消費国である中国でさえも、象牙市場の閉鎖が決まりました。ところが、日本政府は、『象牙の流通は適切に管理されている』との理由で、『市場の閉鎖は必要ない』と未だに売買が許されています。しかし、実際は、流通する象牙の多くに密猟象牙が紛れ込み、適正に管理されているとは到底思えません。政府も、この現実を素直に認め、全ての“象牙”の売買を禁止し、世界に象牙密猟や密輸阻止の姿勢を見せて欲しいものです。

現在、ケニアでは、獣医師の滝田明日香さんが中心となって、ゾウがミツバチを嫌う習性を利用し、ゾウと農民が共存できる環境作りに奔走し、また同時に、密猟レンジャーとともに、密猟を探知・追跡する犬を使い、命がけで密猟対策に取り組んでいます。
しかし、これらの活動に必要な資金は、ここを訪れる観光客に依存し、近年頻発するテロのために、観光客は減リ続けています。
そのため、密猟レンジャーの活動が制約されてしまいます。

そこで、毎年、東アフリカ【ケニア、タンザニア】に出向き、滝田獣医師の密猟対策プロジェクト、特に、密猟探知犬や追跡犬の衛生管理に必要な資金を、現地で撮影した野生動物の写真でオリジナルのカレンダーを作成し、この活動を理解して頂ける皆さんに購入してもらい、その売り上げや寄付金から支援しています。
そして、今年も、カレンダーを販売しています。
 【カレンダーのイメージはこちらから見られます】
今年のカレンダーは、少し自然に優しい(?)作りにしましたが、製作費は昨年とほぼ同じでしたので、一部1,000円とします。 
ちなみに、昨年は、カレンダーの収益金やご寄付で33万円ものお金が集まり、密猟追跡・探知犬の管理やワクチンなど衛生にかかる費用に当てることができました。ご支援いただきました皆様のおかげだと、本当に感謝しております。

今回、ご協力頂けるようでしたら、その部数・お支払い方法など、メール又は、FAXにてお知らせ下さい。郵送させて頂きます。
お支払方法は、送料(一律500円)を含め、指定口座(下記)への振込み又は現金(書留)にてお願い致します。
【お申込みはこちらからお願いします】

何卒、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。   
  


Posted by うのてつやす at 00:57Comments(0)人と動物の関係